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ドラム式洗濯機|「乾燥機能」は神だが、「臭い」と「掃除」は悪魔的

Tue Dec 23 2025 00:00:00 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)

ドラム式洗濯機は「洗濯物を干す時間を買う」ための高額サブスク機器。

「洗濯物を干さなくていい」。これは家事革命です。しかし、ドラム式は構造が複雑で、ホコリが内部に溜まりやすく、乾燥機能が徐々に低下します。また、下水のような臭いが上がってくるトラブルも多く、繊細な機械であることを理解して使う必要があります。

結論:20万円以上払って「干す手間」をゼロにする価値はある。しかし、 「毎回フィルター掃除が必要」「乾燥時間が長い」「3〜5年で故障リスク」 というメンテの手間が発生する。縦型+ガス乾燥機(乾太くん)が置けるなら、そちらの方が幸せになれる。

判断基準:あなたは「フィルター掃除」を毎日できるか?

1. メンテナンス

  • 毎回掃除 :乾燥を使うたびに、乾燥フィルターのホコリを取らないと、すぐに乾かなくなります。
  • パッキン掃除 :ドアのゴムパッキンに靴下やホコリが挟まります。これを放置すると水漏れの原因になります。

2. 洗浄力と臭い

  • 泥汚れに弱い :たたき洗いのため、縦型(こすり洗い)に比べて泥汚れは落ちにくいです。子供がスポーツをしている家庭は予洗いが必要です。
  • 下水臭 :乾燥中に排水トラップの水が蒸発してしまい、下水の臭いが上がってくることがあります(対策済みの機種もあります)。

3. サイズ

  • 搬入不可 :本体が大きく、重い(80kg〜)。洗面所のドアを通らない、防水パンに入らないという事態が頻発します。

典型的な失敗:初心者がハマる落とし穴

  • 「子供の閉じ込め」
ドラム式は子供が入ってしまいやすく、窒息事故のリスクがある。チャイルドロックは絶対必須。
  • 「おしゃれ着が縮む」
ヒートポンプ式でも、ニットやTシャツは多少縮みます。大切な服は分けて洗う必要があります。

最短の手順:後悔しないためのロードマップ

  1. 搬入経路の計測 幅だけでなく、蛇口の高さや、ドアを開けるスペースも確認します。
  2. ヒートポンプ一択 ヒーター式(ドライヤーで乾かす方式)は電気代が高く服が傷むので、必ず「ヒートポンプ式」を選びます。
  3. 洗剤自動投入 これがないとドラム式の魅力半減です。必須機能です。

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