モニターアーム|「デスクが広くなる」はずが、「揺れる画面」に酔う
Tue Dec 23 2025 00:00:00 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)
モニターアームは「机の背骨」を折る凶器になり得る。
モニターを宙に浮かせればデスクがスッキリする。しかし、テコの原理で机の一点に凄まじい負荷がかかります。安価なパーティクルボードや中空構造の机では耐えられません。また、アーム自体の剛性が低いと、微振動が止まらず、船酔いのような状態になります。
結論:IKEAなどの「中空構造(ハニカム)」の天板にクランプで締め付けると、机が凹んでバキッと割れる。そして安物のモニターアームは、キーボードを打つたびに画面がお辞儀したり揺れたりして使い物にならない。エルゴトロン製を買うか、諦めるかだ。
判断基準:あなたの机とアームは「剛性」があるか?
1. 机の強度
- ハニカム構造NG :IKEAのリンモンなどは中が空洞(ダンボール)です。アームを取り付けると確実に破損します。補強プレートを使っても厳しいです。無垢材や硬質合板の天板が必要です。
- 天板の厚みと奥行き :クランプを挟むための厚みと、背面のスペース(壁との距離)が必要です。
2. アームの品質
- ガススプリング式 :スムーズに動かすにはガススプリング式が良いですが、安物はガスがすぐ抜けます。
- エルゴトロン一択 :モニターアーム界の王様「エルゴトロン(またはOEMのAmazonベーシック)」以外は、調整が難しかったり、垂れ下がったりします。迷ったらこれを買ってください。
3. ケーブルの長さ
- 長さ不足 :アームの中にケーブルを通し、動かす余長を持たせるため、通常より長いケーブル(2m〜3m)が必要になります。付属の1mケーブルでは届きません。
典型的な失敗:初心者がハマる落とし穴
- 「VESA非対応」
買ったモニターの背面にネジ穴(VESAマウント)がなく、取り付けられなかった。
- 「壁にぶつかる」
アームの肘が壁にぶつかって、思った位置にモニターを下げられない。デスクを壁から離す必要がある。
最短の手順:後悔しないためのロードマップ
- 天板チェック 机の裏を手で叩いてみて、中が詰まっているか確認します。
- 補強プレート 机へのダメージを分散させるために、必ず補強プレートを挟みます。
- ケーブル買い替え 3mのHDMI/DisplayPortケーブルを事前に用意します。