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ロボット掃除機|「時短家電」の前に「床に物を置かない」修行が必要

Tue Dec 23 2025 00:00:00 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)

ロボット掃除機は「掃除してくれる機械」ではなく「掃除を強制する監督」である。

「勝手に掃除してくれて楽ができる」。そう思って導入しても、床にある電源コード、脱ぎ散らかした靴下、子供の玩具、椅子の脚などをクリアしないと動きません。ロボット掃除機のために家具を買い替え、配線を整理する覚悟が必要です。

結論:ルンバを買うと、ルンバが走れるように人間が床を片付けるようになる。これが最大のメリット。逆に「床に物を置く癖」が治らない人にとっては、すぐに行き倒れてエラーを吐く、ただの高価なラジコンになる。

判断基準:あなたの部屋は「ルンバフレンドリー」か?

1. 家具の脚

  • 高さ :本体が入れる高さ(10cm以上)が必要です。
  • :椅子の脚の間を通れる幅が必要です。4本脚の椅子だと、幅が狭くて入れない(または出られない)ことがあります。

2. 床の障害物

  • ラグ・マット :薄いラグはめくれ上がり、毛足の長いラグは絡まります。キッチンマットやバスマットは撤去するのが正解です。
  • コード類 :スマホの充電ケーブルを吸い込んで断線させる事故が多発します。

3. メンテナンス

  • 本体の掃除 :ブラシに絡まった髪の毛を取り、ダストボックスを洗い、センサーを拭く。この「ロボットのお世話」を週に1回やる必要があります。

典型的な失敗:初心者がハマる落とし穴

  • 「安物を買う」
マッピング機能がないランダム走行の格安モデルは、同じ場所ばかり掃除して、肝心な場所を掃除しない。カメラやレーザーで部屋を認識するモデルを買うべき。
  • 「ペットの粗相」
留守中にペットがうんちをして、それをロボットが引きずり回して部屋中が大惨事になる(悲劇)。カメラで異物を回避するモデル必須。

最短の手順:後悔しないためのロードマップ

  1. レンタルで試す レンティオなどで2週間レンタルし、自分の部屋でまともに動くか確認します。
  2. コード整理 ケーブルボックスなどを使い、床にある配線をすべて浮かせます。
  3. ゴミ収集機付きを選ぶ 毎回ゴミを捨てる手間を省ける「クリーンベース」付きでないと、便利さは半減します。

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