ラグ・カーペット|「温かみ」の正体は「ダニとホコリの巣」
Tue Dec 23 2025 00:00:00 GMT+0000 (Coordinated Universal Time)
ラグを敷くことは、床に「巨大な雑巾」を置くのと同じである。
フローリングの傷防止や、足元の冷え対策でラグを敷きますが、そこは家の中で最も汚い場所になります。掃除機をかけても繊維の奥に入ったダニの死骸やフンは取れません。ハウスダストアレルギーの原因になります。
結論:子供が食べこぼし、ペットが粗相をし、髪の毛が絡みつく。洗濯機に入らないサイズのラグは、コインランドリーに持っていくのも重労働。床暖房があるならラグは不要。どうしても敷くなら「洗えるタイルカーペット」一択。
判断基準:そのラグは「洗える」か?
1. メンテナンス
- 洗濯不可 :おしゃれなウールや毛足の長いシャギーラグは洗えません。クリーニングに出すと数千円〜1万円かかります。
- サイズ :2畳(約180×180cm)を超えると、家庭用洗濯機には入りません。お風呂で踏み洗いすることになりますが、水を吸ったラグは重すぎて持ち上がりません。
2. 機能性
- 滑り止め :安いラグは滑り止めがなく、子供が走るとスケートのように滑って転びます。滑り止めシートを下に敷く必要がありますが、それが床に癒着することがあります。
- 床暖房対応 :対応していないラグを敷くと、熱がこもって床材を傷めたり、ラグの裏地が溶けたりします。
3. ルンバ対策
- 乗り越えられない :厚みがありすぎたり、フリンジ(房)があったりすると、ルンバが絡まって止まります。
典型的な失敗:初心者がハマる落とし穴
- 「白を買って後悔」
部屋を広く見せようと白っぽいラグを買ったら、コーヒーのシミや足跡で薄汚れて見すぼらしくなった。
- 「安物のペラペラ」
ネットで安いラグを買ったら、薄すぎてすぐめくれるし、座るとお尻が痛い。
最短の手順:後悔しないためのロードマップ
- 敷かない選択 高気密高断熱住宅で床暖房があるなら、スリッパだけで過ごすのが一番清潔で掃除も楽です。
- タイルカーペット 汚れた部分だけ剥がして洗えるタイルカーペット(東リなど)にします。
- ジョイントマット 子供が小さい間は、見た目は妥協して、水拭きできる樹脂製のジョイントマットにします。